食物アレルギー対応防災炊き出しガイドブック
私たちは大阪北部地震、台風21号を経験して、 「食物アレルギー」への対応がまったく出来ていなかったことに気づかされました。
スーパーでは、ほんの数時間でアレルギー対応物資がなくなりました。
幸い大阪では、道路の被害が少なったので物資はすぐに届きましたが、 西日本豪雨や北海道の地震で被害の大きかった地域では、アレルギー対応物資がなくなりSOSが相次ぎました。
日頃から知っておくこと、備えておくこと、訓練しておくことの大切さを痛感しました。
このたびLFA食物アレルギーと共に生きる会の皆さんと一緒に、 私たちの経験した事や、食物アレルギー対応炊き出し訓練で気づいたことを冊子にまとめました。
必要な方に情報が届いてほしいので、冊子のダウンロードや印刷、使用はご自由にしていただけます。
ただし、アレルギーについての情報は専門家から使用を許可していただいたデータもありますので、 内容の改訂はご遠慮いただきますようよろしくお願いします。
冊子は講座やイベント等で無料配布させていただきます。
【お願いとお知らせ】
なお、巻末に掲載されている『困った時の相談先』は、 5月14日以降に運用が開始されますので、そちらはしばらくお待ちください。
ダウンロードはこちらから↓
まちFUNまつりinあべの
あべのキューズモールで行われたイベント。
イベント全体の来場者は約1800名でした。
「ほくせつ親子防災部」ブースは、大谷中・高校ボランティア部「もぐら部」とコラボ!
大人向けはプチ防災講座&非常用トイレ&防災食&防災グッズの紹介、
子ども向けは防災クイズ&紙芝居を用意し、子どもは「もぐら部」の皆さんに対応していただきました。
打合せはイベントが始まる前に軽く打合せをしただけなのに、完璧な対応!!
大人一同、驚きました。
子どもたちも優しいお姉さんたちに教えてもらって大喜び(#^^#)
プチ防災講座を聞いてくださった方は約150組。
災害が多い一年だったので、皆さんの防災意識の高まりを感じました。
子どもたちに、
「もし今、地震が起きたとして、これだけは持って行く大切なものは何?」
と、質問してみました。
「スマホ」に時代を感じます。
中には「命」という答えも!!
命があれば、なんとかなる!!
イベントで防災啓発をすると必ず、
「今まで真剣に考えたことがなかった。備えてなかったけれど、早速備えます!」
という方や、「一緒に何かやりませんか?」という方と出会えます。
今回もそんな出会いが沢山ありました(#^^#)
足をお運びくださった皆様、ありがとうございました!!
吹田市 3月9日【地域防災】10日【NHK防災サバイバル】
3月9日(土)
吹田さんくすホールにて行われた「地域防災のカナメ~助け合える町にこそ、安心な暮らし~」にて、
講演とブース出展をさせていただきました。
3月10日(日)千里山コミュニティーセンターにて行われた、
「NHK防災サバイバルin吹田」にパネル展示&参加をしてきました。
保護者と子ども4人1組で11個のミッションに挑戦するイベントです。
ラジオを実際に使って情報を得たり、暗闇の部屋を懐中電灯でミッションを探したり、
袋に水をくんでリュックで運んだり、防災クロスロードをチームで一緒に考えたり、災害直後と避難所について取り組みました。
京都大学防災研究所の矢守先生が最後に「このイベントで経験したことが災害の全てではない。
自分の命を守ることが出来れば誰かを助けることができる」とおっしゃっていたこと、本当に大切だと思いました。
災害用伝言ダイヤルは「171」
停電したら自宅の電話は使えませんが、吹田市では、去年から【小学校に3台】停電でも使える電話機が設置されたそうです。
「171」電話番号+1 で録音できます。
聞くときは「171」電話番号+2。
災害発生時に提供エリアで使うことが出来ますが、
平常時でも訓練のために体験できます。
【体験利用日】•毎月1日及び15日 00:00~24:00
•正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
•防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
•防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
【提供条件】•伝言録音時間 :30秒
•伝言保存期間 :体験利用期間終了まで
•伝言蓄積数 :20伝言
ぜひ一度、ご家族や職場の皆さん、大切な人と体験してみてください(*^^)v
出張講座@大阪市港区波除「子育てサロン・紙ふうせん」
大阪市港区波除地区の「子育てサロン・紙ふうせん」さんにて防災講座をさせていただきました。
少し肌寒かったにもかかわらず、13組の親子さんがお越しくださいました。
今日が防災のお話と知らず参加された方がほとんどでした。
でも私としてはそんな親子さんの日常の一コマで命を守ることを考える時間を持っていただけたことがとてもよかったと思っています。
特別なことではなく、身近に感じてほしいから。
近所に住むママさん同士だからこそこういう機会に顔見知りになってほしいし、
それが地域の温かいコミュニティへとつながっていくのです(#^^#)
防災について、やらなきゃなぁと思いつつ、中々重い腰をあげれてなかったですが、防災セットを購入しました。
(面倒くさがりなので、まずはセットで手取り早く…笑)
あと、荷物をジップロックに入れておくというのは目からウロコでした。
来るかどうか分からないではなく、必ずくるということを心にとめておきたいと思いました。
2歳児のママ
後日このようなご連絡をいただきました。
わざわざありがとうございました。
住む場所も家族の人数・年齢も違う中で『我が家には何が必要?』と自分に投げかけ、
行動に移してもらえたことがうれしかったです。
昨日で東日本大震災から8年。
被災された方の記事を読みながら涙が溢れます。
朝元気に送り出した家族ともう会えないなんて誰が思ったでしょうか。
想像するだけでも胸がしめつけられる思いです。
大切な人を守りたい。
強く思います。
今できることはなんだろう。
考えるだけでなく行動しよう。
こまえ親子防災部
東京狛江市「こまえ親子防災部」のお手伝いに行ってきました。
思い起こせば約5か月前。
【関大防災Day】
私たちの活動を見てみたい…と、
辻村ともこ議員が大阪まで来てくださったのが始まりでした。
地元に帰ってすぐに「こまえ親子防災部」を地域の方と共に立ち上げてくださいました。
こちらで講座をさせていただきました。
市長も駆けつけてくださいました(*^_^*)
市長は副市長も経験されていますが、
市役所職員時代に新潟県中越地震に駆けつけた経験をお持ちです。
(狛江市が一番に駆けつけたそうです)
夜、薬局を開けてもらってありったけのミルクと哺乳瓶を用意して向かった話をしてくださいましたが、
この年代の方で、哺乳瓶の吸い口にサイズがあることを知っている市長はなかなかいません。
狛江市は職員さんのお心遣いも素敵です。
エレベーターに入るとこんな表示が。
試食で用意された防災食は食品表示がしっかりと貼られていました。
震災を体験された職員さんが、
「100均のものでいいので、防塵ゴーグルも用意しておいてください。
震災の後、まちはほこりだらけになるので、飛来物で目がやられます」
とのこと。
調べてみたら100均では、「安全メガネ」「保護メガネ」という名称で売られていることが多いようです。
早速買い足します。
試食はカゴメさんの野菜ジュース、野菜スープ、狛江市の備蓄アルファ化米わかめご飯でした。
こちらの商品は特におススメです!
カゴメさんの技術により、無添加で賞味期限がなんと5.5年もあります!
災害時はどうしても野菜不足で便秘になったり…体調を崩しがちです。
調理せずに野菜を沢山とれる優れもの!
こちらも早速買い足します。
防災リュックの基本を講座でお伝えした後、
「自分にとってこれが一番必要」と感じた、
我が家の防災リュックに入れるものは何ですか?というワークをしました。
「薬」
「エピペン」
「プーさんのぬいぐるみ」(子どもも発表してくれました)
自分にとってこれだけは忘れることが出来ない大切なものを、
普段から意識しておいてください。
狛江赤十字奉仕団の皆さんが災害時のトイレの使い方実演もしてくださいました。
携帯トイレのセットをもらう機会があっても、
実際にどんなものが入っていて、どういう使い方をするのか知る機会はなかなかありません。
実演を一緒にしたので、写真がありませんので、
詳しくはチーム・トイレの自由長谷川さんのHPにて。
トイレだけではなく、防災知識が身につく冊子も配られていたのですが、
東京くらし防災がとてもわかりやすいです。
かわいらしいイラストで、必要な情報がわかりやすく書かれています。
全ページ閲覧できます。
最後は避難所運営に関わる地元の皆さんから一言ずつ。
皆さんの言葉から狛江市愛を感じました(*^_^*)
地域の皆さん(子どもたち含む)、企業さん、職員さん、議員さん、市長さん…
いろんな立場の方が一緒に考えることができた素敵な時間でした。
約40名の方がご参加くださったのですが、
アンケートにはびっしりと「今こう感じている」だから「次はこうしたい」という、
未来に向けた言葉が沢山書かれていて感激しました!
子どもたちもしっかりと考えてくれて、
アンケートを書いてくれたのが嬉しかったです。
これからも関西と関東で情報交換をしながら親子防災をすすめていきます(*^_^*)
お世話になった全ての皆様、ありがとうございました(*^_^*)
茨木市つどいの広場【さんさんひろば】防災講座
つどいの広場「さんさんひろば」にて防災講座をさせていただきました。
もともと10組で募集をされていたのですが、
なんと30組のお申し込みがありました!
そのため急遽、庄栄コミセンに場所をうつしての開催でした(*^^*)
この地域も安威川が氾濫したら浸水します。
木造家屋の流出も予想されています。
庄栄コミセンのお隣、庄栄小学校は、
安威川が氾濫したら2階以上しか使用できない想定なのでご注意ください。
地震と違って水害は、
事前に避難準備のアラートが携帯に届くので、
まずはしっかりと自分の住む土地の特徴を知ることが大切です。
そのうえで、備える。
この付近は一気にマンションが建ったので、
マンション高層階に住んでいる方も沢山いらっしゃいます。
ライフラインが止まったあと、
備えがあれば慌てなくてすみます。
今日は最低限の備蓄についてのお話もさせていただきました。
備蓄の一つ。
わかめご飯のアルファ化米を試食してもらいました。
アレルギーのある方は食品表示を確認してから購入してください。
たとえば「梅がゆ」。
原材料が梅とご飯だけかと思いきや、
「乳」が入っています。
終わってからも質問を沢山してくださり、
皆さんの防災意識の高さが嬉しかったです(*^^*)
ありがとうございました!
みんなの命が守られますように☆
【トイレが生死を分ける】
チーム・トイレの自由
長谷川高士さんのお話を聞いてきました。
【トイレが生死を分ける】という投げかけにドキッとしました。
以前、いばらき親子防災部でパネルをつくった時に、
阪神淡路大震災の後、3500人の入院記録を研究した結果、
女性の脳卒中発症率は男性が1.3倍なのに対して女性は1.8倍。
女性の方が避難所で我慢をする傾向にあり、
ストレスや運動不足、水分不足になるのが理由。
こちらの情報を入れさせていただきました。
避難所の仮設トイレは、段差あり・狭い・暗い・汚い・男女共用が多く、
女性はトイレに行くのを敬遠しがちです。
そこで!
・いつものトイレで使える
・衛生的に捨てられる
・水を使わない
・ガマンは不要
携帯トイレの使い方を教えていただきました。
詳しいやり方は、長谷川さんがHPで紹介してくださっていますが、
案内文が素敵なので紹介させていただきます。
当サイト内のリンクやSNSによる紹介は事前連絡不要です。
断水でお困りの方にぜひお知らせください。
防災で「本物!」と思う方は、皆さん同じ事をおっしゃっられます。
「命を守る」ことが目的なので、快く知恵を授けてくださいます。
今日はみんなで実践。
ビニールの被せ方にはコツがあります。
(詳しくは前述のリンク先を読んでください)
被せた後は、東成区長も座って災害時をイメージ。
「便座の上に被せる」バージョンはこんな仕上がり。
先日の地震・台風では、電気が使えないと流れないトイレもありました。
水・電気が使えなくても、不自由を感じなくてすむように、
ぜひ携帯トイレを備蓄しておいてください。
一日7回×7日×家族の人数分。
4人家族なら約200個のセットが必要です。
長谷川さんのサイトでは、おすすめ携帯トイレも紹介してくださっています。
トイレだけは我慢できないので、
皆さんもぜひ今のうちに備えておいてください。